取り付きは露岩中央の凹角から、除雪作業員はダブルアックス+シングルスコップスタイル。
出だしからいやらしい定天おなじみの岩質。右のクラックにトライカムsetして雪壁に抜ける。
すぐリッジに行くのはeasy。って事でちょっと欲を出してリッジの側面から繋げる事に。
ツブツブにフッキングしてたまに出てくるぽわぽわ草付きを繋ぐ。
プアプロで頭上にはハイマツハング。
側面ちょ~悪い。
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ハイマツハングをトラバース。
ようやくリッジ上に乗り移り松や樺でbelay。このピッチで全員腹八分目となる。
![](https://i0.wp.com/hokuryo-ac.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_6413.jpg?fit=584%2C779&ssl=1)
3P目、両足のモノポイントはツブツブ、左手のアックスもツブツブ、結局ツブツブ。
忘れちゃいけない右手にスコップ。片手ロックでスコップを振り回す。
雪は水作りに最適な硬さで、切り出したブロックがザックや懐にドスンドスンと落ちてくる。
4P目、状況は相変わらず、ツブツブに立ち込んで除雪に勤しむ。
![](https://i0.wp.com/hokuryo-ac.com/wp-content/uploads/2019/02/P2090826.jpg?fit=584%2C438&ssl=1)
明るいうちに東尾根junction。思わず叫ぶ。
![](https://i0.wp.com/hokuryo-ac.com/wp-content/uploads/2019/02/b07c9c5d7dbbc084833b8a600ca9410a.jpg?fit=584%2C430&ssl=1)
再訪者の少ないこのルートは、悶え喘ぐには最適なルートでした。
AC同志たちに是非登っていただきたい一本です。 (私はもう、いい)
ita