1P、dz:易しめだけど氷は悪い。ってかこの前より明らかに痩せている。そしてなぜか足がキマらない。登ってから気がついたがアイゼンがはずれていたようだ。立っているところもあり面白い。テラスでビレイ。40m。
2P、板橋:メインの喰い残しの溝の氷。T.O して終了。10m
一応このエリアのメインを飾る立地条件なので「ヘモウントマリの滝、50m、2P」とする。
基部へ降りて飯食ってお湯をがぶ飲みして狙いの面白そうなガリーへ。
アプロ―チは煉瓦くらいの硬さの岩をチッピングしつつクライムダウンでとても怖いし少しワケがわからない。
落ちたら新雪を転がって母なる海へつながるのだろう。
1P、板橋:ベルグラ、というかもろい岩、というかベルグラ、というかチムニー。一本プロを取ったあとはひたすらランナウトする。本人曰く「プロ取るのあきらめた」らしい。俺にはそんな怖いことはできない。さすがメンタル強いね。その後氷柱をあがったところのレッジでビレイ。 50m。
2P、dz:細い通路を登る。そして氷のチョックストーンならぬ、チョックアイスをそぉっと抱きしめて登り氷セクションへ。リッジにてビレイ。50m。
とてもハートに訴えてくるものがあるラインだった。冒険のようで面白い。例年のように氷結がよければアラスカのようなアイスガリーで快適なクライミングができるだろう。
「ヘモウンガリー、100m、2P」とする。