11月号より“あぁ、恥ずかしい私の失敗談”

あぁ、恥ずかしい私の失敗談

渡邊 真理子

平日も週末も関係なく時間があればダイゾーと仲良く山に行っていた社会人なりたての頃。詳細は忘れてしまったけれど、一日目はニペソツに登り、その翌日ウペペサンケに登った(はず)。
一日目のニペソツを下山し温泉に入った後そのままウペペサンケに向かい、夜は登山口駐車場で車中泊となった。翌朝、寝坊することなく出発したが朝はなにかと忙しなく、トイレのタイミングを逃してしまった。登り始めてわりとすぐに、わたしは大きいほうを催した。登山道は狭く草をかき分けながら進まなければならなかったため、葉っぱがお尻に触れるのはやだなぁ~と思いながら、どこかあずましいところを探し歩き続けるも一向に道は開けない。タイムリミットが着々と近づくにつれ、なんとか出せるところを必死に探す。だんだん「早朝だし、誰もいないかもしれない」、「道は荒れてるし、人がこない山かもしれない」、「端っこにある方が、かえって踏んづけやすいかもしれない」とか、“かもしれない運転”に因んだいろんな“かもしれない”を考えていた。そうこうしているうちに限界がきたので、道の真ん中で用を済ませた。少し先でダイゾーが待っている。あんまり遅いと大きい方だとバレるので、急いで追いつき再び歩きはじめた。
それから5分も経たないうちに一人の青年が下山してきた。わたしは笑顔で挨拶をかわした。彼にはニ度と会わないだろうが、①彼はアレを踏んずけてはいないだろうか②よもや犯人を(私だと)特定してはいないだろうか、、、、などと罪悪感に苛まれての登山開始となった。
教訓としては、「うんこを人に見られるような所に残置してはいけない」、「倫理的にも登山道にすべきではない」ということだ。ごめんなさい。

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